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社員紹介

学び制度を活用し、
MBAで経営の知識を学ぶ。
ISSの新たなビジネスモデル
創出に貢献したい

神奈川営業所 営業1課 主幹

室井 友里Yuri Muroi

2011年入社

お客様のビジネス開拓に
貢献して成果を収め、
入社7年目にして管理職に。

 入社6年目に、広島営業所で自動車関係の測定器メーカー様との取引をスタートさせ、新規開拓額で全社年間1位になりました。設計から加工まで自社で行っていて作業負荷が高かったお客様に対し、「当社なら外注生産をトータルに請け負える」とアピールして受注。提供した価値は、お客様の業務量が軽減され、従来なかなか拡販できなかった商圏にも手を広げられるようになり、新たなビジネスチャンスの開拓に貢献できたことです。
 その翌年には営業1課の課長を務めることに。最初に内示を受けた時は驚きましたが、せっかくのチャンスであり、ここで頑張ることが育ててくれた上司や今までお世話になったお客様や協力企業への恩返しになると思い、チャレンジすることにしました。しかしまずぶつかったのは、「自分の常識が他人の常識とは限らない」という壁。チームを率いる際、「普通に考えたらこうするはず」「言わなくてもこれはわかるはず」という思い込みは単なる傲慢なのだと痛感しました。
 私はもともと感覚的な営業でしたが、部下の指導にあたってまず心がけたのが「言語化」です。自身の成功事例を振り返り、なぜそれができたのかを言語化し、体系立てて伝えるようにしました。人に教えることで成功のポイントも整理でき、自分自身の成長にもなったと感じます。さらに、一人ひとりが経験も価値観も異なる別の人間であるという前提に立ち返り、それぞれの得意なことや興味の対象などをヒアリングすることから再出発。チームのパフォーマンスを最大化させることを念頭に、人材育成や業績アップに向けて取り組みました。

育休中に社会人大学院進学制度を
活用してMBA取得を目指す。

 1年間、管理職を経験し、一定の成果は上がったものの、まだ自身に足りていないスキルを強化したいと考えるようになりました。補いたかったのは、まず思考面。私は目先のことに囚われやすい思考の癖があり、中長期的な視点や俯瞰でものを見ることが不得手で、人材教育にもその傾向が出てしまっていました。本来なら部下にとっての5年後、10年後のビジョンを見据えた上で育成計画を立てていくべきだったのが、私の考える理想のゴールに早く到達してほしいと期待するあまり、今できていないことが目についてしまっていました。
 そうした考え方を刷新したいと、「総合職学び支援制度」の「社会人大学院進学制度」を活用し、2018年4月、ビジネス・ブレークスルー大学大学院(以下、BBT大学院)に進学。2020年3月まで、履修期間としては最短となる2年間でのMBA(経営学修士)取得を目指して学んでいるところです。
 またこのタイミングで出産を経験し、2019年4月まで育休を取得することになりました。普通であれば、育休から復帰した後に通学を始めようと考えそうなところですが、私は育休期間をキャリアのブランクにしたくなかったため、オンライン通信があり、自宅や職場で受講できるBBT大学院を選びました。今は、子どもを保育園に預けている時間は職場に出社して勉強を進めています。大学院に所属している間は出社義務はないのですが、MBAの学びを実際の業務に活かせるヒントをリアルタイムで得たいと考え、職場で周囲の仕事の状況を見ながら勉強を進めています。
 BBT大学院では、経営戦略を打ち立てるために必要な「現状を分析して問題点を抽出し、課題設定して解決の方向性を打ちだす」といった“本質を考え抜く思考の型”を学んで実践していくのが主な内容です。実在の企業をモデルに、経営者が実際に直面した課題をテーマにしたケーススタディでは、データを収集してオンラインで教授や他の大学院生とディスカッションし、経営者視点での解決法を立案しました。授業では、「本質的な課題は何か?」と常に問われるため、以前は表層的な問題に目を向けがちだったところが、深掘りして考える力がついてきました。多面的な視点が養われ、物事を俯瞰的かつ複合的に捉えられるようになってきたと感じます。

時間あたりの生産性を最大化させて、
誰もがいきいきと働き
続けられる会社にしたい。

 自宅だとつい息抜きしてしまいがちですが、職場で学ぶことによって、企業研究も一層はかどるようになりました。同僚が担当している案件の会議に参加して議論に加わらせてもらったり、自身の研究テーマについて同僚と意見交換したり、研究に必要な社内データを参照したり、市場調査に必要なお客様へのインタビューを同僚に依頼したりと、学びと実際の業務をリアルタイムに連携させながら学ぶことができています。
 最初にMBAを取得しようと思った理由としては「自分のスキルアップのために」という側面が強かったですが、いざ学びが深まっていくと、「この知識をより幅広いフィールドで活用したい」と思うようになってきました。目下の目標は、ISSの強みであり、最大の資産である「人材」や「情報」が活用できる、全く新しいビジネスモデルを構築すること。たとえば、現状の町工場の状況を見ても、ISSのノウハウを活用することで主要ビジネスである受発注以外の領域で、新たな価値を提供できる余地もまだあるはずです。

 現在、ISSはグループを拡大していく経営戦略のもとにあり、例えばグループ会社に経営メンバーとして出向するキャリアも今後増えていくと考えられます。もしそのような選択肢が今後あったとしても、MBAでの学びは大いに生きると思います。
 私が管理職として目指したい究極の目標は、自社における時間あたりの生産性を最大化させること。私が実務に復帰した後は、育児と仕事を両立させる上で労働時間の制約が出てきます。制約がある方が、人は知恵を使い従来のやり方を変えると思いますので、限られた時間でどうやって成果を出すか、現場に復帰し試行錯誤し考えていきたいと思います。生産性を向上させていくことで、社員が結婚や出産を経た後も、さらにいきいきと楽しく働き続けられる会社になっていくはずです。そのための道筋を探っているところです。
 私は仮にもう一度、就職活動をしたとしてもやっぱりISSを選びたいと思うくらいこの会社が好きなので、よりよい組織作りに貢献できるよう、今後も研鑽を積んでいきたいです。

MESSAGE

最初はキャリアを
描けていなくても、
成長するにつれ道が
開けていく環境です。

 長く働きたければ、何よりも自分の市場価値を上げることが大切です。そうすれば選択肢も広がり、自分がやりたいことも実現させやすくなりますから。とはいえ、最初から明確なキャリアを描いていることが必須ではないと思います。私自身、入社当時は特に管理職を目指していたわけではなく、数年後のキャリアですら描けていませんでした。大切にしていたのは、シンプルに「当たり前のことをちゃんとやる」ということ。日々のインプットがなければ“当たり前”のレベルは上がっていかないので、営業職時代から数多くの社内研修制度を活用してきました。まず目の前のことに真剣に取り組むことで、自ずと次の課題やステップが見えてきて、今に至っています。
 受け身でいても自己成長はできません。ですが、「成長したい」という強い想いさえあれば、ISSにはそれに応えてくれる制度が多くあるので、自分次第でいくらでも伸びていくことができます。私は“責任”が人を育てると思っています。若手のうちから多くの裁量権が与えられるISSには、自己成長できる環境が整っています。今の自分が想像できないレベルの成長をしたいと思う方は、ぜひここで一緒に未来をつくっていきましょう。

前例のない
モノづくりへの
挑戦が、
業界の常識を覆す。

野添 康太Kouta Nozoe

広島営業所 営業2課

2015年入社

何を残せるのかは、
すべて自分しだい。

谷口 まりなMarina Taniguchi

東京支店 営業3課

2018年入社

ルールと仕組みが、
町工場を
企業へと
成長させていく

広崎 哲郎Tetsuro Hirosaki

株式会社ISSアートマーク
常務取締役

1997年入社

MBAの学びを
実際の
フィールドで
活かしたい

室井 友里Yuri Muroi

神奈川営業所 営業1課
主幹

2011年入社

できたことは
しっかり褒める。
自信が人を育てていく。

南 哲矢Tetsuya Minami

静岡営業所 営業1課
課長

2012年入社

誰もが尖った個性を
持つ
スペシャルな
存在

西脇 一憲Kazunori Nishiwaki

総務部 情報技術グループ 課長

2010年入社